Adobe Typekitは、Adobe Creative Cloudを契約している人が利用できるサービスのひとつで、プロのデザイナーが使用する高価なフォントを無料で利用できます。アドビフォントはもちろん、モリサワやタイプバンクといった、購入すれば数万円するようなフォントも利用することができる、大変うれしいサービスです。動画制作においても使用するフォントで表現力が大きく向上しますので、ぜひ積極的にこのタイプキットを利用しましょう!
【Adobe Typekitの使い方】
では、タイプキットの利用方法をご紹介します。
Adobe Typekitのサイトにアクセスします。>>https://typekit.com/
ページの右上にある、ログインをクリック。
Adobe IDでログインします。
ログインするとタイプキットで利用できるフォントの検索画面が表示されます。
日本語タブに切り替えると日本語フォントのみを表示させることができます。ここから好みのフォントを探して使用します。
例えば【A-OTF 太ゴB101 Pr6N】クリックして開きます。
フォントの概要とプレビューが表示されます。プレビューは、文字を打ち換えて確認することができます。ここで実際の使用イメージを確認します。
そのフォントが気に入ったら【同期】をクリックします。
すると、パソコンのAdobe Creative Cloudアプリに自動的に同期され、Premiere Proなどの各種アプリで使用できるようになります。アプリ内の【アセット】→【フォント】で同期を確認することができます。
Premiere Proのフォントにも追加されています。
このようにタイプキットのフォントを同期して使用します。本書の中で使用している作例のフォントもここから追加します。例えばSection1-4(P26)で使っているフォント【TBCGothic Std】
Typekitで検索すると【次の結果を表示 : ‘TBCGothic+Std’】として、フォントの【TBカリグラゴシック Std】が表示されるので、これを同期して使用します。
タイプキットのフォントは、100個まで同時に同期して使用できるのでどんどん使っていきましょう!