九星気学のしくみ

九星気学の起源とは?
9つの星による運気のめぐり

九星気学の9つの星はどこから来たのでしょうか。その流れを辿っていくと、縦・横・斜めのどこを足しても15になる、3×3の数字の並びに行き着きます。

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この記事のまとめ
  1. 九星気学の土台は、1〜9を3×3に並べた数字の表(盤)
  2. この表は、縦・横・斜めの8本が全て、足すと15になる。
  3. 表の数字は9つの場所の番号として固定され、その場所に入る星が九星(一白・二黒…九紫)。
  4. 星の動きは「数字の順に1つ進む。年なら9年で一周する。今年の盤も、自分の星の位置も、引き算と足し算で出せる。
  5. この数字の並びは2000年以上前の古代中国の占いの盤にもあり、大正時代の日本で「気学」としてまとめられた。

自分の星が今年どの部屋にいるかは、九星気学式 運勢計算機に生年月日を入れると計算できます(無料・登録不要)。

01土台は「1〜9を3×3に並べた表」

九星気学で使う盤は、1から9までの数字を3×3のマスに1つずつ並べたものです。上の段から「4・9・2」「3・5・7」「8・1・6」。

1から9の数字を3×3に並べた表。上から4・9・2、3・5・7、8・1・6。たての9・5・1と、よこの3・5・7がどちらも15になることを示す帯
たての「9・5・1」も、よこの「3・5・7」も、足すと15。

この並びは、古代中国では「洛書(らくしょ)」と呼ばれてきました。数学の言葉でいえば、どの列を足しても同じ数になる並び=魔方陣のひとつです。九星気学の「9つの星」も「9年のめぐり」も、すべてこの1枚の表から出てきます。

02計算で確かめる:縦・横・斜め、足して15

この表の基本の型は、1から9までの数字を3列に並べたものです。全部足すと45。それを3つの列に同じだけ分けると、1列あたり 45 ÷ 3 = 15。どの列も同じ数にするなら、その数は15しかありません。

1+2+…+9 = 45 → 45 ÷ 3 = 15

039つの数字に色の名前をつけたのが「九星」

1〜9の数字に、色の名前をつけたもの。それが九星気学の九星です。一白(いっぱく)、二黒(じこく)、三碧(さんぺき)、四緑(しろく)、五黄(ごおう)、六白(ろっぱく)、七赤(しちせき)、八白(はっぱく)、九紫(きゅうし)。数字はそのまま、星の番号になっています。

そして、星の番号に色の名前を付けたバージョンの盤が、九星気学の「基本の盤」です。1番の場所に一白、2番の場所に二黒…5番(中央)の場所に五黄。星が動く前の、「定位置」の盤です。この基本の形の版を「後天定位盤」と呼びます。

九星の基本の盤。上が南、下が北、左が東、右が西。上の段は四緑・九紫・二黒、中の段は三碧・五黄・七赤、下の段は八白・一白・六白
九星の基本の盤(定位置)。場所の番号と同じ番号の星が入っています。中央の5番の場所には五黄。

盤には方角(方位)があり、「上が南・下が北」

ふだんの地図と違って、九星気学の盤は上が南、下が北です(左が東、右が西)。南を上に描くのは、古い中国の図の習わしです。9つの場所は、それぞれ8つの方位と中央に対応します。

数字九星基本の位置(方位)
1一白水星北
2二黒土星南西
3三碧木星東
4四緑木星南東
5五黄土星中央
6六白金星北西
7七赤金星西
8八白土星北東
9九紫火星南

名前の後ろの「水・土・木・金・火」は、それぞれの星の五行(ものを5つの性質に分ける考え方)です。

04星の動きは「毎年、数字の順に1つ進む」だけ

ここから、星が移動します。九星気学の盤は毎年少しずつ変わりますが、変わり方の決まりはひとつだけです。すべての星が、場所の番号の順に、となりの場所へ1つずつ進みます。場所の順番は、中央の5番から始まって、番号が1つずつ増える場所をたどります。

5中央→ 6北西→ 7西→ 8北東→ 9南→ 1北→ 2南西→ 3東→ 4南東→ 5中央
表の数字の順に5から6、7、8、9、1、2、3、4と場所をたどり、5に戻る金色の線を描いた九星の盤
数字の順に場所をたどると、盤の上に一筆書きの線ができます。星はこの線の上を、1年に1つずつ進みます。

場所は9つなので、9年でちょうど一周してもとに戻ります。これが、九星気学でいう「9年の運気のめぐり」の正体です。

今年の盤は、中央の星から順に並べるだけ

星が1つずつ進むので、中央(5番の場所)に入る星は毎年入れ替わります。その星の番号は、毎年1つずつ減ります(1の次は9に戻ります)。2026年は「一白の年」と呼ばれます。次の2027年は「九紫」の年。

中央の星:2026年 = 一白(1) → 2027年 = 九紫(9) → 2028年 = 八白(8)

一白中央→ 二黒北西→ 三碧西→ 四緑北東→ 五黄南→ 六白北→ 七赤南西→ 八白東→ 九紫南東

2026年の盤(立春〜翌年の立春前日)。基本の盤は、この並べ方で中央に五黄を置いた年の盤にあたります。

自分の星(本命星)も、生まれ年から計算できる

生まれた年の星(本命星)は、その年の盤で中央にいた星です。西暦の各けたを1けたになるまで足し、11から引くと出ます(答えが10以上なら9を引きます)。

1985年 → 1+9+8+5 = 23 → 2+3 = 5 → 11 − 5 = 6(六白金星)

年が1つ進むと、けたの和が1つ増え、11から引いた答えは1つ減ります。中央の星が毎年1つずつ減るのは、この計算と同じことです。ただし、九星気学の1年は立春(2月4日ごろ)から始まるので、1月1日から立春の前日までに生まれた人は、前の年で計算します。

計算機の中でも九星気学式 運勢計算機は、この順番で星を動かし、立春の日付も年ごとの正確な日で判定しています。

05運勢(バイオリズム)の決まり方

九星気学の運勢は、自分の星(本命星)が、今年どのマス(部屋)にいるかで読みます。

基本の盤(後天定位盤)の9つのマスは、星が動いても場所が変わりません。そして、それぞれのマスには季節のような決まった性格があります。北のマスは冬、北西のマスは秋の収穫、という具合です。「今年は種まきの年だから新しいことに挑戦しよう!」や「来年は冬の年だから攻めより守りを重視しよう」といった形で指針とします。

9つのマスの性格

マス(宮)方位季節にたとえると運気値
中宮中央夏・頂点に達する9
乾宮北西秋・収穫の頂10
兌宮西秋の終わり・実りを喜ぶ8
艮宮北東冬の入り・転換5
離宮南冬の深まり・明暗が分かれる3
坎宮北冬・底(休んで力をためる)1
坤宮南西春の前・準備3
震宮東春・始動5
巽宮南東初夏・順風で伸びる7

星がめぐる順(中宮 → 乾宮 → … → 巽宮)に並べています。運気値は九星気学式 運勢計算機が使っている値(10が最も高い)で、北西の乾宮=収穫の頂を頂点とする考え方にもとづいています。頂点をどこに置くかは、九星気学の中でも考え方が分かれます。

2026年は、どの星がどのマスに?

「基本の盤」と「2026年の盤」です。同じ位置のマスを見比べると、自分の星が今年どのマスに入ったかがわかります。マスの名前と運気値は場所についているので、左右で同じです。動いているのは星だけです。

基本の盤(後天定位盤)
南
巽宮・南東4四緑運気 7
離宮・南9九紫運気 3
坤宮・南西2二黒運気 3
震宮・東3三碧運気 5
中宮・中央5五黄運気 9
兌宮・西7七赤運気 8
艮宮・北東8八白運気 5
坎宮・北1一白運気 1
乾宮・北西6六白運気 10
北
2026年の盤(一白が中央)
南
巽宮・南東9九紫運気 7
離宮・南5五黄運気 3
坤宮・南西7七赤運気 3
震宮・東8八白運気 5
中宮・中央1一白運気 9
兌宮・西3三碧運気 8
艮宮・北東4四緑運気 5
坎宮・北6六白運気 1
乾宮・北西2二黒運気 10
北

たとえば、2026年の「二黒土星」人は、基本の盤の「六白の部屋」にいるというように見ます。運気値は「秋・収穫期」。この視点を持っている人は「2025年までに新しいチャレンジを行い、2026年に結果を出す」という指針にできます。このような指針を、年単位・月単位・日単位で導き出すことができます。

2026年=2026年2月4日の立春から、2027年2月3日ごろまで。

9年で、季節がひとめぐりする波になる

星は毎年、場所の順に1つずつ進みます。なので、自分の星がこれから入るマスの運気値を順に並べると、9年で一周する波=バイオリズムができあがります。

9年の運気の波(自分の星が中央の五黄のマスに入った年から一周)
自分の星が入るマスを、五黄・六白・七赤・八白・九紫・一白・二黒・三碧・四緑・五黄のマスの順にたどると、運気値は9、10、8、5、3、1、3、5、7、9。季節では夏、秋、晩秋、初冬、冬、真冬、早春、春、初夏、夏。山は六白のマス(秋・収穫の頂 10)、谷は一白のマス(冬・底 1)。 10741 秋・収穫の頂 10 冬・底 1
縦は運気値(10が最も高い)、横は季節と、自分の星が入るマス(マスの本来の持ち主の九星で表示)。マスは五黄 → 六白 → 七赤 …… と、九星の数字の順にめぐります。点に触れると、そのマスの季節と運気値が出ます。
年・月・日の3つの盤同じしくみの盤は「月」と「日」にもあり、3つを重ね合わせて今日の運勢を出します。くわしくは九星気学のしくみ|3つの盤と、9年の運気のバイオリズムができるまでで解説しています。

06いつからある考え方か:2000年前の盤から、大正時代の「気学」へ

この数字の並びは、古い時代から使われてきました。中国の伝説では、洪水を治めた禹(う)という王の前に、洛水(らくすい)という川から現れた亀の甲羅に描かれていた模様だと伝えられています。「洛書」という名前は、この川の名前から来ています。

点の数で描いた古い形式の表。奇数は白い丸、偶数は黒い点で数を表し、上の段は黒4つ・白9つ・黒2つ
古い図では、数字のかわりに点の数で描かれます。奇数は白い丸、偶数は黒い点。並びは01の表と同じです。

伝説だけではありません。中国の漢の時代、いまから2000年以上前の墓から見つかった占いの盤にも、この数字の並びが刻まれていました。そして日本では大正13年(1924年)に、園田真次郎(そのだ しんじろう)が、それまでの九星の考え方を整理し直し、「気学」としてまとめました。いま「九星気学」と呼ばれているものの、もとになった考え方です。

  • 伝説の時代洛水から現れた亀の甲羅に、この模様があったと伝えられる
  • 漢の時代(2000年以上前)占いの盤に、同じ数字の並びが刻まれる
  • 大正13年(1924年)日本で、園田真次郎が「気学」としてまとめる
続き:九星気学のしくみ3つの盤と、9年の運気のバイオリズムができるまで年盤・月盤・日盤、もとの盤に重ねて読む「同会」、2026年・2027年の早見表

あなたの星は、今年どの部屋に?

本命星(自分の星)は生まれた年で決まります。生年月日を入れるだけで、立春の区切りも含めて自動で計算できます。どれも無料・登録不要です。

よくある質問

九星気学の起源は何ですか?
1から9までの数字を3×3に並べ、縦・横・斜めのどこを足しても15になる、古代中国の数字の並び(洛書)です。2000年以上前の占いの盤にも同じ並びがあり、大正13年(1924年)に園田真次郎が「気学」としてまとめました。
今年、盤の中央にいるのはどの星ですか?
2026年は一白水星、2027年は九紫火星です。中央の星は毎年1つずつ減り、五黄土星が中央に来るのは9年に1度です。九星気学の1年は立春(2月4日ごろ)から始まるので、切り替わるのは1月1日ではなく立春です。
自分の本命星はどうやって調べますか?
生まれた年の西暦の各けたを1けたになるまで足し、11から引きます(答えが10以上なら9を引きます)。ただし九星気学の1年は立春から始まるので、1月1日から立春の前日までに生まれた人は前の年で計算します。九星気学式 運勢計算機に生年月日を入れると、立春の区切りも含めて自動で計算できます。

この記事を書いた人

川原 健太郎

川原 健太郎かわはら けんたろう

シンユー合同会社 代表

この記事の最終更新日:

とある経営者義塾で帝王学のひとつとして九星気学と出会い、それから自身でも学びながら10年以上実践してきました。そして、簡単にパッとバイオリズムや今の状態を自分が確認するために作ったツールが「九星気学式」の計算機シリーズです。ぜひ、皆さまの日々の生活がハッピーになるお役にたてますと幸いです。

記事で紹介している九星気学式計算機シリーズの作者は占い師ではありません。歴史的な学問の背景と純粋な計算を軸にフラットな判断ができるカレンダーや時計のような指針として作っています。

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